最初から最後まで誠実な対応で、信頼できる会社さんです。
案件名 工場建設
お客様名 株式会社睦化学 斉藤道康様
ご依頼前に抱えていた課題
私たちの工場はもともと埼玉県川口市内にあり、自社の工場と隣にあった貸し工場を借りて営業していました。それでもスペースが足りなくなり、同じ川口市内の別の倉庫を借りて、合計3か所を拠点に運営していました。しかし、3拠点で運営しているとやはり人の行き来や動線の効率性、そして製造設備の配置など、様々な面で非常に効率が悪いなと感じていました。そのため、私たちはこれら3つの拠点を一箇所にまとめ、効率を上げられないかと考えていたところ、良い条件の土地が購入できたので、そこに工場を集約することにしました。効率性の課題に加えて、衛生面でも課題を抱えていました。我々はウェットティッシュを扱っているのですが、基本的には衛生用品としての性質があります。そのため、当然ながら「衛生的な設備を整えたい」と常々思ってはおりましたが、移転前の本社の建物自体が築50年経過していて、広さ的にも新しい設備を入れられるような余裕がなかったので、新たな設備の追加は難しい状況でした。そういった衛生面や広さの面も考慮に入れて、新たな工場を建てることに決めました。
埼和興産へのご依頼の経緯と決め手
「工場を建てる」っていう事に関して、特に知り合いの当てがあったりという訳ではなかったので、当然ながらネットで調べて大手で工場建設をやられている大手のメーカーさんと、あとはやはり何かあった時の対応力という所で地元の業者である埼和興産さんと、あとは銀行に紹介いただいた工務店さんの3社で検討しました。設計段階では、予算の検討が必要な一方で、コンペティションのような形で「工場を建てたい」という大まかなアイデアを各社に共有しました。最終的に、大手企業と埼和興産で選ぶことになったのですが、最後の決め手は、営業担当の誠実さでした。大手企業の営業の方が最終的に私にアプローチしてきた時、彼らの提案は「言い値でやらせてください。」というものでした。私としては、いい工場を建てようとするとお金がかかるということは理解していたので、価格を下げてくるのは違うのではないかと印象があまり良くなかったです。一方、埼和興産の営業担当は、私の問いに対して正直に対応してくれている感じがして、印象がとてもよかったです。その結果、私は誠実に話してくれる埼和興産を選ぶことにしました。
埼和興産の魅力
建設中は、埼和さんとは直接お会いしてミーティングをすることが多かったのですが、その際の雰囲気は非常にアットホームで、堅苦しい会議という感じではなく、互いの意見を尊重しながらコミュニケーションを取ることができました。色の選択についての話題が出た際、私が「自分の好みなんでここはこういう色の方がいいですかねえ。」という発言をした時に、設計士さんから「実はこだわりで、こっちの色の方がいいんですよ。」とアドバイスを受けたりしました。そのように私とは別の意見でも常に正直にお話ししてくれて、私たちの意志を尊重しつつ、自身の考えを提示し、その上で最終的な判断を委ねてくれたことがとても印象的でした。また、ミーティングの際は本社にお邪魔していたのですが、社内をみていても雰囲気がすごく明るいと言いますか、ポジティブな感じがすごくしました。例えば、打ち合わせがあるたびに、設計の方や現場監督の方など、大体6名ぐらいが集まるのですが、微妙な緊張感がなく、自然で良好な関係性があるという感じがしました。仕事だから話しているという感じではなく、普段からきっとこういう風に話されているんだろうと思わせるような雰囲気でした。そのような関係性も彼らの魅力のひとつだと思います。
建設後の社内の変化
工場が新しくなって社員からの反響も大きいです。やはり新しい社屋のきれいな環境で働くことができて非常に精神的にも良いなと感じております。とにかく誠実に対応はしていただける会社さんだと感じておりますので、もし「工場関係建てたいんだけど、どこかいい建設会社ない?」と相談されたら、「うちはこういう風にしてもらったよ」と一番に埼和さんを紹介します。